基本的には、経絡(経穴「ツボ」を繋いだ道筋)の変調を整える(気血の変調を整える)治療です。患者さんの両手首の上指三本の範囲を調べて(これを脈診と云います)変動した経絡を調べます。
手足の経穴(要穴)で経絡の変調を整え(気血の変調を整え)、自然治癒力の増強を図ります。浅く(0.5ミリ〜1ミリ程度)鍼を打ちますので痛みはほとんど感じません。
手足の経穴(要穴)で経絡の変調を整えた後、お腹や背中に鍼や灸をしますが、この時も痛みは感じません。また灸は隔絶灸(直接皮膚に当たらないように間に灸点紙と云う紙の上に灸をすえます)を使用しますので、火傷の心配もありませんし、心地よい程度の温度です。
※鍼灸は、不定愁訴を改善し、心身のひずみをととのえ、自然治癒力を賦活する伝統医学です。現存する中国最古の医学書「黄帝内経」では、病気になってから治療するより、病気にならないよう養生する「未病治」が最高の医療であると述べています。「未病を治す」とは、病気に罹る前の段階で養生を続ければ大病せず健康を維持増進すると云う意味です。病気予防と健康維持には、個人個人の体に合わせた継続的な鍼灸治療が有効です。
使用する鍼は全て日本製(セイリン製)の使い捨て(ディスポーサブル)です。直径0.10mm〜0.12mm(髪の毛よりも細い)長さ15mm〜30mmの極細い鍼を使用しますので痛みは殆ど感じません。安心安全で質の高い治療を提供しています。鍼が恐い方や、小児にも対応できる治療です。
お灸は肌に直接据えずに、灸点紙と云う紙の上から行います。熱さは感じますがお灸の火傷痕は残りません。またお灸の大きさを調整しますので、気持ちよく感じられる方のほうが多いようです。
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