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福岡市東区鍼灸専門治療院要鍼灸院です。

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子午治療

基本的には患側と反体側(健側)の絡穴を使用する。(図参照)

胆経(光明)-心経(通里) 
肝経(蠡溝)-小腸経(支正)

肺経(列欠)-膀胱経(飛陽)
大腸経(偏歴)-腎経(大鐘)
胃経(豊隆)‐心包経(内関) 
脾経(公孫)‐三焦経(外関)

  運動器疾患(骨、関節、筋肉、靱帯、神経といった人間のからだの動きを担当する組織・器官の疾患)に特に有効。腱鞘炎、五十肩、腰痛症、坐骨神経痛、膝関節症等
 腰痛の場合、患部(痛みが強い部位)が右の膀胱経上の腎兪付近にあったとします(膀胱経上であれば委中付近の痛みでも肩甲間部の痛みでも対応出来る)
 上記の関係から膀胱経の子午の関係になる肺経の絡穴(列欠)を用います。この時重要なのは左の列欠を使用することです。また私の場合は使用鍼は一寸の0.1mm(セイリンでは03番)を極浅く(1ミリ程度)、ほぼ水平刺に近い角度で置鍼しています,
気血の流れの良い人はこれだけで痛みがかなり軽減します。
 ただ余程の非常事態でない限り列欠一穴で治療を終了することはありません。最初に脈診で経絡の虚実を診て補写の手技を行ってから次のステップとして子午治療を行います(状況に応じて経筋治療、奇経治療の場合も有ります)。
 腱鞘炎の場合は制限されている指の経絡走行を考えて子午治療を行います。右中指の場合心包経の子午関係から胃経の左豊隆を使います。又は指の伸展時に制限が有る場合は脾経の左公孫を使うと効果があります。腱鞘炎の場合私は使用経穴に対して高速撚鍼を行いながら患者さんに指の運動を行っていただいています(動く範囲で)
 また腱鞘炎の場合は同名経による治療も有効の様です。例えば手陽明大腸経(人差し指)の場合足陽明胃経の栄穴か兪穴付近の圧痛部位に刺鍼します。この場合は、右の患部に対して右の経穴を使用した方が効果的な様です
※腱鞘炎の場合、短期間で治癒する事はありません。長期の根気強い治療が必要になりますが、治療直後の動作はかなり改善されます
(出来るだけ使わないのが一番です)



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